5/18/2010

久しぶりの更新「二・二六事件」

以前も書いたかもしれないが
現在の日本が、今のような日本で無い可能性が
会った数日。
1936年2月26日~29日のその時。

「二・二六事件」

当時の世情と今現在は、非常に似通っているという
知識人は多数いる。

当時の日本は、1929年の世界恐慌に端を発した
不況、そして政治家と財閥系大企業との癒着(政治と金)
による政治不信、それに伴う農村部の貧困(今で言う雇用情勢悪化、雇用対策)

何かが変わらねば、何かを変えなければ・・・・。
国民の誰もがそう思っていたに違いない。

今現在がそうだから。

クソ大企業がスポンサーの4大新聞や、プライムタイムのニュースでは
相も変わらずの記者クラブ発の大衆操作報道。
「唯我独尊意見」で申し訳ないが、朝から新聞に目を通しそれの元に
考え行動している方々を見ると、正直切なくなってしまう。
なぜならそこには

「本当の真実」
など書かれていないからだ。

某テレビではその局関連の顧問弁護士を務めるコメンテーターが
どう考えても政治的意見結論(どちらかに優位なコメント)

結局どちらの政党でもどちらかが政権をとった暁に良い汁を飲める
少数の団体がいるわけだ・・・。
国民は選挙に行かないほうが良い・・・。
以前にそんな事を言った政治家がいたが、私もそう思う。
極論かもしれないが、結局選挙行ってその価値ある一票を
使っても大して自分の周りは変わらないものなのかもしれない。

「二・二六事件」暗殺リスト

第一次目標
岡田啓介(内閣総理大臣)
鈴木貫太郎(侍従長)
斎藤実(内大臣)
高橋是清(大蔵大臣)
牧野伸顕(前内大臣)
西園寺公望(元老)

第二次目標
後藤文夫(内務大臣)
一木喜徳郎(枢密院議長)
伊沢多喜男(貴族院議員、元台湾総督)
三井高公(三井財閥当主)
池田成彬(三井合名会社筆頭常務理事)
岩崎小弥太(三菱財閥当主)

彼ら一人一人には罪は無いはずである。
しかしながら、責任ある役職につき、全体の国体を左右する
者となった時には、そこには自分の思うがままの自由と
それに絶対的に付随する「責任」があるはずである。
彼らが目標となったのにはそれなりの理由があるだろう。
それが日本国民の1%にも満たない1483名のより良き日本の、あるべき理想を
持った青年将校達の未熟な考えでもあろう。

しかしながら未熟なりにも、北一輝の革命構想をもとに彼らは行動を起こし
今だにその事件は現在も子供たちの教科書にも載っている。

そして将来の日本を背負って立つ子供たちが絶対的教本とする教科書でさえ
本当の真実を書いていない。

もちろん時系列や事実は正確に近いはずである。
しかしながら、それによっての検証や今現在にどの様に影響しているのか
そこまでは誰も書けないはずである。

だからこそ、この様な私の駄文が世の中に伝わり、人へ何らかの影響を与え
そして「自分で考え、検証し、行動に起こし、自分で結論を出し・・・」
改善する者は改善し、良いと思えばそれを継続し。。。。


最近年を取ったせいか、日々が「守り」に入っているような気がする。
本当に人のために役に立ちたい。

そんな気がしている。






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