2/24/2009

TVと不況と企業と

ホリエモンを久しぶりに動画で見た。
多分、ここを訪れた方も見るでしょう。


彼は色々とダークなイメージはあるが、この動画だけを見る限り
私と意見は同じである。

私たちが普通に見ているテレビ放送の歴史は、約60年。
番組の制作には、大きなお金が必要である。
民間放送にとっては、そのお金の殆どが「企業広告」から
成り立っている。
いわゆるスポンサーがあっての番組であり、TV放送局である。
そのスポンサーもどの番組にどのくらいの「広告=お金」を
投資し、それによって商品を売るか。
その効果は実はあまりデジタルな結果では反映されない。

視聴率というものが指標にされる。

結果TV局はその『視聴率主義』により、又はスポンサーの
縛りにより、本当の番組を作ることが出来ない。
その弊害は色々な疑惑や事件を起こす。
視聴率買収事件はなぜ起こったのか
TBSに企業不祥事を追及する資格はあるのか
バラエティなどはまだ良いが、これが「報道」となると
話は別だ。
100%真実が報道されているのか、甚だ疑問だ。
そんなTV番組に多大な広告費を出して、30秒CMまで
行っている企業が、裏では平気で価値ある労働者をリストラしている。

お台場、赤坂サカス、六本木、東新橋、虎ノ門・・・・
資産価値が膨大なTVキー局
東急不動産詐欺問題

キー局は自ら報道番組や娯楽番組を制作し、ネットワーク系列
から各地方のローカル局に卸売りを行っている。
地方における放送局も独自に番組制作を行っているが
キー局の割合は非常に大きく2002年度のテレビ番組総売り上げの
55.7%はキー局のものである。

結局のところ私の結論としては
報道番組そのものに掛かるお金が高すぎるという事。
特にギャラが割高な「フリーアナウンサー」や「有名司会者」を
使って、庶民の代弁者になっている事自体が、滑稽である。
かと言って、彼らが悪人とは言わない。
しかし、これだけは言いたい!

ニュース報道を、つまらんキャスターの個人思想で結論付けるな!

判断するのは、我々視聴者だ。

TVの危機。
そこまで迫っている事を肝に銘じて下さい。

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